未就学児向けキャラクターのライセンス
絵本原作のアニメーション作品を中心に扱っています。
全ての作品は、英語教育にも役立てるように日本語/英語の音声に対応しています。
アニメーション番組販売
アニメーション番組販売
海外で制作された作品や自社制作したアニメーションの番組販売を行っており、劇場、TV、VODそしてモバイルにて作品を提供しています。また、国内外の映画祭への参加も行っています。
キャラクターライセンス
キャラクターライセンス
国内外の絵本作品やイラストレーション等の商品化や広告宣伝への利用許諾業務と新規作品の開発を行っています。キッズからアート作品まで幅広く取り扱っています。
LICENSE / ANIMATION
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ANIMATION
LICENSE
LICENSE
LICENSE
ANIMATION
LICENSE
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統括Division
AM Department
AM Section川嶋 純子
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統括Division
AM Department
AM Section
プロデューサー太田 史匠
Q.この1年どんなお仕事していますか?
川嶋
ライセンスと言って、版権管理の仕事をしています。版権管理とは、あるキャラクターの使用権を原作者からお借りしてそのキャラクターを色んな商品に使うという形で展開していく仕事になります。
例えば映像作品の場合、DVD商品を出すとか、ぬいぐるみをそのキャラクターで作っておもちゃ屋さんで売るとか。
太田
私も川嶋さんから話があったように、基本的には何かメーカーさんや自社商品を持ってらっしゃる会社さんからその商品の許諾を頂いて、それを他のものに何か転用できないかというのをビジネスにしています。
先ほどキャラクターや映像作品という話もありましたが、それとはまったく別で、例えばゲームのタイトルそのものの世界観などをお借りする形で、全く別のものに使用するというケースもライセンスビジネスの一つだと考えていますので、世にある全てのものを何かしらに二次転用して、ビジネスにつなげることができるのではないかなと考えて活動させて頂いています。
Q.「こういうところが達成感があるよな」「楽しいよな」というのはどういうところに感じますか?
川嶋
やっぱり商品を作る場合は当社で商品を出すわけではないので、例えばメーカーさんがある商品を作りたいです、と。
当社はライセンスエージェントとして活動しているので、メーカーさんと、原作者を結ぶ仕事をしているので、じゃあこの商品を互いに一緒に作りましょうとなった時に、間に入って商品が出来上がっていく過程を見ることになります。最終的に商品が出来上がってくると、「あ、これが一般の方に提供されて世に出ていくのだな」というのが見えてくると、すごくやりがいを感じます。
太田
達成感ややりがいで言うと、そもそも僕自身は割と色んなゲームとかアニメとかが好きなので、今の立場に仕事をさせて頂く中で、例えば自分が好きな作品とか、アーティストさんの許諾権利を頂きに行って、それを自分で何か商品に起こしてみるみたいなことが今の環境だとやらせて頂けるので。
ミーハーな話ですけど、自分が好きな人に会えるとか、自分の好きな作品に携われるとかっていうところが単純に一つ面白いところと、先ほど川嶋さんもありましたがそれが実現して世に何かが出て、その過程を見れるというのももちろんですし、結果それでビジネスとしてうまくいったときに、もともとキャラクターの権利を持っていた方達も当然幸せになりますし、それを許諾して何かをできた我々としても幸せになれるということで、基本的にお互いがハッピーになれるようなビジネスを作れるのが一番やりがいのところなのかな、と思います。
Q.ライセンス事業でやっていきたいことは何ですか?
川嶋
ライセンスと言っても様々な形があるので、今まではできた映像作品を扱うことから始まって、その次商品化を少し実施し、出版とかまだ経験していないものもあるので、様々なライセンスを出来るだけ経験したいなというのはあります。
ライセンスとは違いますけれど、Splashtopというリモートソフトウェア代理販売の方を現在担当しているのですが、こちらもカスタムとか発生すると近いことになってくると思うので、キャラクターや絵本というジャンルで今までやってきましたが、全然違うソフトウェアというものでも経験したいなと思っています。
太田
夢でいくと、別に自社だけもやっていいし、どこかと組んでもいいと思うのですが、完全ゼロのものから一つ、『やさいのようせい』じゃないですけど、世間にちゃんと認知してもらえるような商品、コンテンツを一つ、自分が会社にいるうちに作り上げられたら良いなというのは一つ夢としてありますね。
それがあれば、人に自慢も出来ますし、自信にもなるでしょうし、もっと言ってしまえばそれで他の会社さんが今度ライセンシーとして動いてくれて何かやってくれてなんていうこともあればもっと大きな話になりますし、夢としては膨らむかなぁと。
一番はそこですかね。ただそのためには現在やっている仕事とかも勉強がもっと必要かと思っているので、もっと先の話かと思いますけど。
Q.川嶋さんはライセンスの業務をするうえで、英語を頻繁に使っていますが、その辺で苦労したこととかありますか?
川嶋
しています(笑)。やっぱりライセンスは特殊な分野になってくるので、ライセンス用語、業界の人がよく使っている言葉っていうのがあったりします。
ですので、そういうのは海外のライセンスマーケットに行かせてもらって、勉強してきました。
それ以外では契約書の形とかも、通常の契約書とは異なってくるので、何が入ってなきゃいけないべきかというのも、仕事内容が理解出来ていないと難しいし、こういう書き方してないと、海外でピンと伝わらないこともあったりするので、実務をしながら勉強していく形でしたね。
それ以外はどうかな、ライセンス始めた時って配信っていうのは盛んじゃなかったので。最初は、配信の方との会話も、「ん?それってなんですか?」というのがあったりもしました。なので、常に新しい売り方とかが出てくると、慣れる必要がありますね。
それこそ映像とか扱っていると、どういうデータ形式で映像を納品しなきゃいけないかとか、あと「メタデータください」とか言われてそれが何のことかわからなかったり。
メタデータって、あらすじだとか静止画だとか、作品情報だとかの作品の情報一式、配信会社さんがメニューに全部載せられるような内容の事を言うのですが、そういうのはやりながら覚えていくっていう形でしたね。英語とか日本語とか関係なく、買いと売り両方やらないと本当の意味での理解が難しいです。
Q.「こんな人が入ってきてほしいな」「こういう人材が」というのがあれば
太田
欲しいって僕が言う立場じゃないかもしれないですけど、こういう人がいたら強いんだろうなと思うのは、契約まわりとかお話ごとの事は置いといて、多分泥臭く出来る人じゃないとライセンスは意外としんどいのかなと思っていて、熱量はもちろんなのですが、「これやってあんなことやれば、何かできるんじゃないか」という妄想力みたいなものがすごく大事だと思いますし、それを妄想で終わらせないでダメもとでもいいから版元に掛け合ってみるとか、それを売り先にしてくれるところを探すとか、そういうことをやれる人は絶対に向いているだろうし、強いだろうな、と。
お勉強ごとの事は先ほど川嶋さんが仰った通りでやれば少なからずは覚えると思うので、その熱意をずっと忘れずにやれる人だったら絶対に成功するだろうなという気はしますね。
川嶋
ライセンスビジネスをメインでやっている会社さんは通常各担当で業務が分かれています。作品取ってくる人、版元とやり取りする人、国内でそれを営業して回す人、という風に。
当社の場合は全部やらなきゃいけなくなってくるので、そのつもりでいないと、ちょっと難しいかな、と。
契約まわりから全部一連してやらなきゃいけないので。あと英語ができると大分助かります。